「ラ・フォル・ジュルネ金沢」 ガラコンサート レポ (2012.4.29 19:00 開演 北國新聞赤羽ホール)

チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
〜ダンスコンセプト『目覚め。身体に流れる脈拍。身体と空気の一致。』
ピアノ、バイオリン、ダンスのトリオ。
振りなど覚えられぬから(笑)参考:みゅの舞台写真。まずファッションですが、髪はドレッドに編みこんでいて下半分は細かいウェーブで流してる。正面から見ると左側は右側より高くから流していて多く、アンシンメトリー。なんかシルエットが女の子みたいでかわいい。それから左額にちょろっと残してあって、うん。京楽さんw
黒髪、黒のタートルに黒のパンツ、腰からグレーグラデのひらひらをつけていて一つだけ鮮やかな赤。黒のバレエシューズ。バレエシューズって近くで見ると足の指の形が分かってエロ…セクシーです。
うずくまって座っているところから手を伸ばしてひらひら、ひらひら。こっちもひらひら、ひらひら。指の先まで手が美しくてよく動く。よく動く指…やめよう。それからだんだん立ち上がる。くるくる回ったり伸びたり静かなダンス。しかし飛ぶときの音の軽いこと!それからみゅの時より少しやせたのかな、でもみゅもカツラだったし今写真とか見ると結構痩せてる。精悍な感じに。(うまめしの時はほっぺむちむちしてたかとw)途中ブレイクダンスっぽい動きもあったがどことなく柔らかい。一人の世界なのだけど時々ばちっと客席を見る!ぎゃふん!
元の位置に戻って終わると、拍手を受けながら両手を広げて片手を胸に当ててこっくんしてちょんとお辞儀。そしてにっこり。

チャイコフスキー:メロディ(なつかしい土地の思い出 op.42-3)
〜ダンスコンセプト『遠くに見える風景。脳裏に刻まれた想いと情感。』
これも同じ三人のトリオ。椅子を使ってのダンス。
これ、スーツなんですけど色がベージュかと思ってたんですけど終わってからあれ?グレーだったか?もしくはブルーがかってた?ってなってすでに何色だったかわからなくなった!覚えられんとは!柔らかい素材のスーツです。中は白シャツで、首に巻いている黒いストールはよく見ると大きめのドット柄。ネクタイのイメージなのかな?
望郷、のイメージだった。こちらも静かな感じ。自分ぎゅってしたり(たぶん)くるくるしたり左の壁にもたれて、あああ。右の壁に行っては、拳をトントン、帰りたい、帰れない@、みたいな感じ。ラストの方舞台中央うしろからぱあああって王子には何かが見えてる。ああ!見える、見えるよ!(海が。もしくは山がもしくは街が)みたいな。僕、大丈夫!
椅子から立ち上がってしばらく椅子周りで踊るんですけどそのあと、椅子の周りをくるくる回って最後舞台中央に飛ぶとき、みしっ、みたいなばきっみたいな音さして何か踏んでった王子A。椅子がかなり前にあって、前から回り込むとステージがぎりぎりなんですがそのギリギリのとこでひやってした最前列の人たち。(私も!)終わってからステージに見に行ったら、観客のおじさんが教えてくれたんだけど、バミリだそうで。暗いから「ステージはここまででですよ」っていう目印を舞台にいる人だけに見えるようにライトがついている。それふんでったんだな。壊れなかったかな。危なかったな王子…。
終焉、拍手、両手を挙げてー片手を胸にー。こっくん、ありがとうのお辞儀。
司会の青島広志さんが王子だけ残してコメント聞いてくれて、でもすぐ後だったのではあはあするにしじまさん。「ちょっと待ってくださいね」それでもふーっと息したら普通に話していたのですごいなと思いました。「初めから終わりまできちっと全部決めているのか、それとも全部アドリブなのか」という質問に、「最初と最後だけは決めていて、あとはその時に」というようなお答えでした。
以上、バレエする王子は雄弁ですと思いました!
それから、なんかしあわせになる!
0502.2012
|